創業ストーリー

OLIシステムの歴史

1971年、化学工学の博士号を持ち、エッソ(現在のエクソンモービル)の元従業員であったマーシャル・ラファルは、OLI設立の道を進みました。プロセスのモデリングとシミュレーションに深い熱意を抱いていたマーシャルは、当初、基本的な数理モデルに対して適応可能な解法を考案することに専念していました。やがてOLIは、活性係数、シンプルな電解質モデル、そして最終的には予測電解質モデリングへと発展し、さまざまな産業用途の拡大するニーズに対応するために調整された包括的な特性データバンクの開発によって強化されました。

マーシャルの先見的なリーダーシップは、50年以上にわたり、商用ソフトウェアを通じて実用的なソリューションを提供しながら、電解質科学の進歩に独自の献身を維持する会社を設立しました。マーシャルは現在もOLI取締役会に積極的に協力しています。

マーシャルは、OLI Aqueous Thermodynamic Frameworkの共著や、"Handbook of Aqueous Electrolyte Thermodynamics:Theory and Application "の主執筆者であります。また、OLI EngineとTowerソルバーの数値アルゴリズムの主要著者としても重要な役割を果たしています。

OLI 50年の歴史

50年にわたる研究開発、ソフトウェア・イノベーション、クライアントサクセス

電解質科学研究のパイオニアであり、複雑な化学的挙動の理解に取り組む画期的なソフトウェア製品から、500以上のグローバルクライアントの1000を超える産業アプリケーションの持続可能かつ運用効率の課題に対処し、新たな産業デジタルトランスフォーメーションを促進しています。

会社概要

化学、持続可能性、デジタルトランスフォーメーションの推進

OLIは、工業プロセスの化学に対する厳密な理解に基づき、お客様が成長、収益性、競争力の差別化を促進する価値あるビジネス成果を実現できる包括的なソリューションを開発しています。持続可能性に根ざしたDNAと、環境問題に対処するための数十年にわたる研究革新により、OLIは工業化学プロセスをより持続可能なものにするための重要なパートナーです。 真新しいクラウドプラットフォームと卓越したオペレーション能力により、OLIは、人、プロセス、ツールの産業デジタルトランスフォーメーションを通じて、生産性、効率性、持続可能性の段階的な機能変化を可能にするリアルタイムのオペレーション環境に、信頼できる設計洞察を提供するのに適した立場にあります。

化学の課題

電解質と水化学の挙動は、多くの工業用化学アプリケーションの性能を支配しており、その理解は、効果的かつ効率的な機器設計とプロセス操作にとって極めて重要である。

さらに詳しく

持続可能性を重視

化学的洞察により、大気や水質が改善され、金属のリサイクルと回収効率が向上し、二酸化炭素排出量が削減され、エネルギー消費が最小限に抑えられ、エネルギー貯蔵が促進される。

さらに詳しく

デジタルトランスフォーメーションの推進

電解質技術を民主化し、あらゆるクラスの企業、ユーザー、アプリケーションが電解質化学の知見にシンプル、簡単、自動的にアクセスできるようにすることで、卓越したオペレーションを促進します。

さらに詳しく

会話を始める

いかなる課題にも、OLIがお手伝いいたします。